竹内文書(たけのうちもんじょ)

広告

竹内文書(たけのうちもんじょ・たけうちもんじょ)は、古事記・日本書紀よりも古い歴史書といわれている。
神代文字という古代文字で書かれている。


概要

武内宿禰の孫の平群真鳥が、雄略天皇の命により神代文字を翻訳した原本の写しと、皇祖皇太神社由来の神宝類を含む資料の総称。
平群真鳥は、武烈天皇の密旨によって、高天原の故地である越中に隠遁してこれらを庇護したという。
竹内家の養子である巨麿は明治四三年に天津教を開き、大正末から昭和初期に『竹内文書』を公表した。
その後不敬罪で起訴され、狩野亨吉氏の文献批判によって偽書と断じられた。

内容は原始神の宇宙創成から神々の地球降臨、人類の誕生、二度にわたる超古代文明の興亡を伝える。
世界的、壮大なスケールの記述が多く、世界には五色人が存在し、みな日本から発したこと。モーゼ、マホメット、釈迦、孔子などが来日して教えを学んだこと。ボストンやサンフランシスコ、アフリカ、オセアニアなどという地名まで登場する。

また、太平洋にある「ミヨイ」「タミアラ」という謎の大陸の滅亡に関する記述があり、オリハルコンを彷彿させるヒヒイロガネという金属も記されている。
『竹内文書』もウガヤフキアエズ王朝を記すが、その歴代天皇名の漢字表記が『上記鈔訳』と非常に類似している。
もともとの『上記』の原文が漢字ではないことを考えれば、『竹内文書』は『上記鈔訳』に基づいてウガヤ王統譜を造作したことは明らかである。

明らかに疑わしい点が多いにも関わらず、『竹内文書』は、戦前は皇国史観ゆえに国粋主義者に、戦後はUFOや太古の航空機の伝承との関係でSF愛好者に支持され、また、戦前の風潮への反発から、大和朝廷以前に先王朝が成立していたという内容が超古代史研究者をひきつけている。
尚、現在公開している竹内文書は、当時の関係者が写し取っていた資料をまとめたものである。
原本は裁判のために押収されていたが、裁判で無罪になった後でも変換されずに、東京大空襲で消失してしまったためである。

出展:日本的霊性 神理研究会

内容

竹内文書では神武天皇からはじまる現在の皇朝を「神倭朝(かむやまとちょう)」と呼び、これ以前に「上古25代」(または「皇統25代」)とそれに続く「不合朝(あえずちょう)73代」(73代目は神武天皇のことである)があり、さらにそれ以前に「天神7代」があったとしている。
ちなみに上古21代天皇は、「伊邪那岐身光天津日嗣天日天皇」といい、イザナギ(『古事記』では伊邪那岐命、『日本書紀』では、伊弉諾神)にあたるとし、その2子のうち1子が「月向津彦月弓命亦ノ名須佐之男命」すなわちツクヨミ(『古事記』では月読命、『日本書紀』では月弓尊)であり、スサノオ(『日本書紀』では素盞嗚尊・素戔嗚尊、『古事記』では建速須佐之男命・須佐乃袁尊)の別名とされている。

出展:ウィキペディア

未来を開く古代の扉〜竹内文書の世界〜

未来を開く古代の扉~竹内文書の世界~ 1/7 プロローグ


未来を開く古代の扉~竹内文書の世界~ 2/7 竹内文書


未来を開く古代の扉~竹内文書の世界~ 3/7 天神時代


未来を開く古代の扉~竹内文書の世界~ 4/7 皇統時代


未来を開く古代の扉~竹内文書の世界~ 5/7 太古の社会制度


未来を開く古代の扉~竹内文書の世界~ 6/7 竹内文書と世界の鍵


未来を開く古代の扉~竹内文書の世界~ 7/7 不合朝~神倭朝


広告

0 件のコメント :

コメントを投稿